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今どきの結婚観を徹底解説!"理想と現実のギャップ" が明らかに!?

こんばんは、トクトクです(^^) 

 

 

本日、厚生労働省は「子供の出生数」が1899年以降で

初めて90万人を下回る見込みだと発表した。

 

 

想定を上回るペースで進んでおり、現代の日本において

大きな社会問題になっている少子高齢化

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65歳以上の人口は増える一方、少子化の進展により、

2053年には日本の総人口が1億人を割る見込みになっている。

 

 

そんな状況の中、政府は今年6月に第16回目となる

少子化社会対策白書」を決定した。 

 

 

今回は初めて付随する形で結婚に対する意識調査も実施され、

結婚に対する理想と現実のギャップが浮き彫りになった調査結果をご紹介!

 

 

 

<理想と現実のギャップ>

ギャップ①:理想の出会い方

未婚の20〜40代男女に、『結婚相手との理想の出会いの場』について質問したところ、「出会い方には特にこだわらない」と「職場や仕事で」が多かった。

 

性年代別でみると、特に20歳代の女性で「職場や仕事で」という回答が多くなっている。

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※引用:少子化社会対策白書

しかし、「出生動向基本調査」によると、結婚のきっかけとなった出会いとして「職場や仕事で」と回答した人の割合は、1992年の35.0%をピークに減少している。

  

この結果は、理想と現実のギャップと言えるのではないだろうか?

 

 

ギャップ②:理想の年収

同対象者に、『結婚相手の理想の年収』について質問したところ、男性では「300万円未満」「収入は関係ない」が女性に比べて高く、女性では「400万円以上」の割合が男性と比べて高くなっている。

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※引用:少子化社会対策白書

しかし、実際の男女の年収分布と比較すると、特に女性が結婚相手に求める年収と、男性の実際の年収には開きがあることがわかる。

また、特に女性は、自分と同等以上の年収を相手に求める者の割合が高い。

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※引用:少子化社会対策白書

こうした結果からも、相手に求める年収と実際の年収に乖離があり、理想と現実のギャップがあると言える。

 

 

ギャップ③:出会いに対する具体的な行動

さらに、今結婚していない理由として「適当な相手に巡り会わない」と回答した人に、その具体的な内容を聞いたところ、「そもそも身近に、自分と同世代の未婚者が少ない(いない)ため、出会いの機会がほとんどない」が42.6%で最も高い結果に。

 

では『結婚相手を探すため、何か行動を起こしたか』を聞いたところ、全体の約6割が「特に何も行動を起こしていない」と回答した。

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※引用:少子化社会対策白書

 

調査結果をまとめると、今どきの結婚観は "理想と現実のギャップ" があり、

結婚相手は欲しいと考えるものの、実際に具体的行動に起こしている人も少ない。

 

 

この状況では、結婚の晩婚化や未婚率が上昇してしまうのも納得できる。

 

 

理想を追い求めるのも悪いことではないが、相手を探すために、何より自分から行動を起こすことが先決ではないだろうか?

 

 

では、また明日(^▽^)