我が輩はズボラである

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若者は「恋愛をしない」のではなく、「恋愛できない説」を検証!そのワケとは!?

こんばんは、トクトクです(^^)

 

 

近年は結婚の晩婚化が進み、結婚平均年齢は過去最高の29.4歳と、20年間で3歳以上も上昇しています。

 

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さらに、一人カラオケや一人焼肉、一人旅といった言葉もあるように、一人行動をする男女も増えてきているのも現状。

 

 

そもそも最近の若者は "恋愛" にあまり興味がないのだろうか??

 

 

日本性教育協会は、中学生〜大学生の男女を対象に、

主要な性行動経験率の経年変化を調査。

主要な性行動経験率:デート経験、キス経験、性交経験

 

 

その結果をまとめた「青少年の性行動 第8回調査報告」によると、以下となりました。

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※出典:日本性教育協会『青少年の性行動』第8回調査報告(2018年)


2000年代前後まで数字が右肩上がりに増えているが、

直近2回の2011年と2017年では、数字は軒並み減少。

 

 

今どきの若者は恋愛に対して興味が薄れているのか、

それとも恋愛できない事情があるのか、いずれにせよ

若者の "恋愛離れ" が進んでいることがわかりました。

 

 

また、最近では「コスパ」という言葉を耳にする機会が多くなりましたが、恋愛面や人間関係においてもコスパ」を求められる時代になった気がします。

 

 

国税局が発表した民間給与実態統計調査」によると、

近年は男女ともに平均年収が減少傾向にあることが判明。

 

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国税庁民間給与実態統計調査」(平成25年)を基に作成

 

平均年収を月毎に換算すると、男性は約26万円、女性は約22万円となり、税金・家賃・水道光熱費・食費などを差し引くと、手元に残るお金はほんのわずか

 

 

残りのお金を将来の貯蓄に回すか、娯楽などに使うかの

究極の二択問題が発生してきます。

 

 

そんな中で恋人を作るとなると、交際費などで支出は不可欠になり、「恋愛はコスパが悪い」というのもうなずけます。

 

 

捉え方によると、若者は "恋愛をしない" のではなく、金銭的問題から "恋愛ができない" 状況にあるのではないだろうか??

 

 

それを裏付けるデータとして、内閣府が発表した「平成27年少子化社会対策白書」によると、20代・30代の男女共に「恋人が欲しい」としている割合が約6割にのぼっています。

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※出典:内閣府平成27年少子化社会対策白書」

 

以上の結果から、若者は恋愛に対して興味が薄れているのではなく、恋愛ができない理由の一因として、金銭的に余裕が無いという背景もあるのではないでしょうか。

 

 

では、また明日(^▽^)