【備えあれば憂いなし】葬儀トラブルで損をしないためには!?
こんばんは、トクトクです(^^)
人生で何度も経験したくないことって色々ありますが
代表的なことといえば「お葬式」ですよね・・・
私も身内を亡くした時は、
立ち直るまでにだいぶ時間を要しました。
ただ、近頃では その心の隙を狙って
お金を騙し取ろうとする悪徳葬儀社がいることをご存知でしょうか?
その被害は、2000年代になってから増加の一方で、
少子高齢化が進む現在では、大きな社会問題になっているそうです。
そんな葬儀トラブルで損をしないために
『悪徳葬儀社の手口』と『注意するべき点』を記載いたしました。
<悪徳葬儀社の手口>
手口①:打ち合わせの罠
通常、挨拶の原稿になる「定型文例集」は無料になりますが、
人数が特定できない「返礼品」などは別料金になります。
一般の葬儀社であれば、別料金が発生する旨をしっかり説明してくれるのですが、
悪徳葬儀社はその旨を伝えず、無料に見せかける手口があります。
また、悪徳葬儀社は難しい専門用語を使いながら、
矢継ぎ早にどんどんと質問をまくしたててくるので、
内容が把握できないまま打ち合わせが進むことも・・・
そこで遺族側が一言、
「何も分からないのでお任せします。」
ごく自然な流れのようですが、要注意!!
この言葉こそが、悪徳葬儀社にとって1番嬉しい言葉なんです!
自分が主導権を握って、全部好きなようにさせて頂ける
という許可を得たみたいなもの。
これがきっかけで、不必要なオプションサービスを
プランの中に組み込まれることもあります!
◎基礎の葬儀用語◎
・菩提寺:昔からお付き合いのあるお寺
・鯨幕(くじら):白と黒の縦じまの幕
・経机:読経の際に経典をのせる机
・木柾:木魚と同様、お経を唱える際に用いられる法具
・お布施: 僧侶へ読経を頂いた謝礼として渡す金品
手口②:式場設営の罠
ここでお金を使わせるための手口とは・・・
不必要な「棺のグレードアップ」
祭壇に飾られた立派な花表飾りなどは
全て別料金になります。
ただ、「故人が入る最後のたった1つのお家」という話をされると、
遺族としては、どうしても良い物にしてあげたいという心理が働いてしまいます。
それでグレードアップをしてしまうと、
20万円くらいは簡単にアップしてしまいます。
手口③:お布施の罠
昔からお付き合いのあるお寺が無く、葬儀社へお寺の手配を頼んだ時は、
お布施の中に葬儀社への料金が上乗せされているケースも・・・
お布施の相場を尋ねる際に、相手が悪徳葬儀社だと
自分たちへの手数料を上乗せされ、必要以上に
高い金額を伝えられることがあるので要注意!!
◎お布施の相場◎
最近では金額を明示しているお寺さんも多いので、
事前に確認しておきましょう!
上記①〜③のような手口から、葬儀の数日後に
100万円以上の請求書が届いたという事例も・・・
また、よくインターネットで目にする【葬儀一式◯◯万円】という文言にも騙されてはいけません!
実は「一式」の中には、含まれていない金額もあるんです。
※葬儀一式に何が含まれているかは、葬儀社によってまちまち
お葬式で必要になってくる
・返礼品
・飲食費
・お寺さんのお布施
などは一式の中に含まれていないケースがほとんど。
<悪徳葬儀社の見極めポイント>
・依頼しても詳しい見積もりを出してくれない
・金額についての説明が曖昧
・専門用語を多用して、頭の中を混乱させる
・焦らせて急かして決断を迫ってくる
・「世間一般はこうですよ」とか「故人様が悲しみますよ」というような言葉で半分脅しのようなことをしてくる
葬儀トラブルで損しないためには、
『怪しい言葉を聞き逃さない』
『事前に葬儀の<総額>を聞いておく」ことが大切です!
辛い精神状態の時に、悪徳葬儀社に騙されないためにも
ぜひお気をつけ下さいませ(><)
では、また明日(^▽^)