草食化が原因なのか!?若者の未婚・晩婚が増えるワケを調べてみた。
こんばんは、トクトクです(^^)
前回の記事「恋愛できない説」でも記載しましたが、
結婚平均年齢は過去最高の29.4歳をマーク。
また、"50歳まで一度も結婚したことがない人" の割合を示す生涯未婚率も過去最高となり、男性の約4人に1人、女性の約7人に1人が未婚という結果になっている。
若者は結婚に対する意識が薄れてきているのだろうか??
国立社会保障・人口問題研究所の調査によると、「いずれは結婚したい」と考える未婚者の割合は、男性85.7%、女性89.3%と、決して低くない数字であることがわかった。
つまり、結婚は「したい」と考える若者は多いにも関わらず、結婚を「できない」人が多いようだ。
"草食系男子" という言葉が一時期流行りましたが、草食系の若者増加により、
今後も生涯未婚率は増加していく一方なのか?
『超ソロ社会』著者である荒川和久さんは こう述べている。
「『恋愛強者3割の法則』というのがありまして、彼氏や彼女がいる率というのは男女ともほぼ3割です。しかし一方で、残りの7割は、恋愛下手で受け身です。それを救っていたのが、『社会的お膳立てシステム』ともいうべきお見合いや職場結婚です。だからこそ80年代まで日本は皆婚社会だったわけです。
その世代の人たちは、今の若者が結婚しないことについて『草食化』なんて言いますが、関係ありません。むしろ世間が恋愛ブームだった80年代に20代だった若者が、2015年に生涯未婚率過去最高記録を打ち立てた張本人でもあります。恋愛を謳歌したからといって結婚できたわけではありません。」
※引用:FNN
ただ、上記で述べられた『社会お膳立てシステム』の柱である "職場結婚" は減少傾向にあり、それが結婚数を減少させている可能性も・・・
恋愛ブームだった80年代頃は、企業も職場結婚を推奨していたが、
1992年に職場でのセクハラ裁判などもあり、職場恋愛がしづらい環境になっていきました。
最近では、女性社員に対して「その服装いいね」や「髪を切ったんだね」というだけでセクハラになってしまう時代。
女性にアプローチするどころか、距離を置かざるをえないため、職場恋愛・結婚が減少するのも納得できる。
最後に荒川さんはこう話す。
「社会が悪いとか自分が悪いとか考えると、かえって負のスパイラルに陥ります。社会や自分を変えようとするのではなく、大事なのは適応力。今、目の前にある仕事や趣味に没頭したり、人とつながり、自分の中の新しい自分を生み出していくこと。そうすれば自然と自分を認められるようになるし、自己肯定できるようにもなる。それが結果として、恋愛や結婚というプロセスにつながっていくと思います。」
※引用:FNN
若者の未婚・晩婚化は、社会状況の変化も要因の一つと考えられるが、それを改善する秘訣こそが自分に対する自信と時代の適応力ではないでしょうか♪♪
では、また明日(^▽^)