【除夜の鐘うるさい問題】中止するお寺が増加・・・本当にこれで良いのだろうか?
こんばんは、トクトクです(^^)
本日で2019年もいよいよ終わりですね。
来年も良い1年になるように全力で頑張りますので、
これからもよろしくお願いしますm(_ _)m
さて、大晦日の風物詩と言えば『除夜の鐘』
そもそも『除夜の鐘』とは、大晦日の深夜から
元日にかけて、寺院の鐘を撞(つ)くことであり、
多くのお寺では108回鐘が撞かれる。
人間が持つとされる「108の煩悩」を静めるために、
煩悩の数と同じ数を撞くとのこと。(諸説あり)
※引用:Wikipedia
しかし、近年では「うるさい」などの苦情が寄せられ、
中止する寺院が後を絶たないのはご存知だろうか?
<苦情例①>
都内のある寺院は、寺の建て替えに伴い、鐘の位置を
変更したところ、近隣の住宅から苦情が寄せられた。
住民側から申し立てられた民事調停の結果、
防音パネル設置や除夜の鐘以外で鐘を鳴らさないことで
合意したが、苦情を受けてから鐘を撞くのを止めた。
除夜の鐘を撞いていると「いつまで鳴らしているのか」
と匿名の電話がかかってきて、除夜の鐘を一時止めた。
平成26年からは再開したものの、
時間を昼間に変更して撞くようになった。
※引用:Yahoo!ニュース
「音」に対して厳しくなってきている現代。
年末の風物詩である『除夜の鐘』が
このままでは無くなってしまうのか?
騒音問題総合研究所によれば、
「音については保育園や学校行事などに対しても苦情が出ることがあるが、迷惑だからというよりも『他人の音が許せない』という不寛容さが広まっている。
苦情があるからと言って取り止めていけば、あらゆることが一部の苦情でできなくなるので、安易な対応はするべきではない。」と述べている。
最近では、そういった騒音問題などを考慮して、
昼間に時間変更する寺院も増えている。
意外にもメリットはあるようで、
・カウントダウン終了後の騒がしさが無くなった
・子どもからお年寄りまで幅広い世代が参加しやすく、
地域住民同士の交流につながった
など前向きな意見も出てきている。
夜中に聞こえなくなることを嘆く声もあるが、
時代の変化に適応しつつ、やり方を変えていくことが、伝統を残す上で最善策なのかもしれない。
では、良いお年を(^▽^)