【あなたは大丈夫!?】心不全につながる危険な頻尿の見分け方
こんばんは、トクトクです(^^)
今回は、誰にでも起こりうる頻尿と心不全の
意外な関係性についてお届けいたします。
頻尿は加齢とともに増えるお悩みのようで、
40歳以上の男女で、約4,500万人が夜間に1回以上排尿のために起きる頻尿の症状を有しているとのこと・・・
※引用:日本泌尿器科学会より
そもそも頻尿はなぜ起きるのか??
それは、加齢などにより、
骨盤底筋の筋力が衰えてしまうことが原因だそう。
骨盤底筋とは、膀胱の出口を塞ぐ栓のような役割を持つ筋肉のことで、
この骨盤底筋が排尿・排便のコントロールの役割を担っています。
この骨盤底筋の筋力が加齢などにより衰えると、
ちょっとの量の尿でも抑えることができなくなり、
咳やくしゃみなど、少し力んだだけで尿が漏れてしまうことに・・・
実は、頻尿は多くの要因が関連した症状と考えられており、
隠れた関連疾患の発見のきっかけとなる可能性があるんです!
ですので、頻尿の方の中にも ある特定の症状がある場合には、
知らないうちに心不全になっているという可能性が・・・
そこで、隠れ心不全の疑いをチェックするために
チェックポイントを下記にまとめましたので、
ぜひご自身の状況を確認してみてください!
<隠れ心不全チェックポイント>
ポイント①:足のむくみ
心不全とは、心臓のポンプとしての働きが弱くなっている状態のことを指し、昼間は重力の関係で、腎臓を通して尿となるべき水分が下半身に溜まってしまいます。
それが原因で足のむくみに。
足がむくみ、指で押した跡が残りやすい方は要注意!
ポイント②:夜だけ頻尿
夜だけ頻尿は、隠れ心不全の要注意サイン!
心臓のポンプ機能が低下していると、身体に水分が溜まりやすく、
溜まった水分は夜に尿となり、寝ている間に何度もトイレで起きてしまうのです。
夜に尿となる原理としては、夜になって横になると、
足の高さが心臓や腎臓と同じ高さになるので、
昼間に溜まってしまった足の水分が戻ってきて、たくさん尿として出てきます。
昼間弱くなったポンプの機能を夜なんとか折り合いをつけて
一生懸命外にお水を出している状態なんですね。
寝ている間にトイレに行く回数が増えた人は、隠れ心不全の疑いがあり、
夜にトイレに行く回数の目安は3回とされています。
上記2点が当てはまった方は、頻尿および隠れ心不全の疑いがあるため、
病院で受診されるのがベスト!
ただ・・・・・
自覚はあっても恥ずかしいから病院には行きたくない。
皆さんも身に覚えがあるのではないでしょうか?
実際に頻尿で悩んでおり、病院で受診される患者の割合は、
男性が3〜4割なのに対し、女性は1割のみという結果に。
大急ぎという訳ではないらしいですが、隠れ心不全の可能性があるので、
ぜひ一度病院にて受診されることをオススメいたします。
では、また明日(^▽^)